症例 全身性疾患と筋・1
悪性腫瘍と筋
里吉 営二郎
1
,
木下 真男
2
,
鈴木 雍人
2
1東邦大第2内科
2東邦大内科
pp.91-94
発行日 1971年1月10日
Published Date 1971/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203479
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悪性腫瘍の症状が未だ著明でなく,全身状態もあまり侵されていない時に神経あるいは筋に特殊な症状が出現することがある.しかも後になって剖検を行なっても,その症状の原因となるような腫瘍の浸潤や転移が認められない.こうした症状の発現機序は未だ不明であるが,決して偶発現象でないことは,多くの症例の示すところである.
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