目で見る臨床検査シリーズ カラーグラフ
赤色尿
林 康之
1
1順大臨床病理
pp.376-377
発行日 1969年4月10日
Published Date 1969/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202609
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尿,糞便,喀痰など排出物の外観,色調などの観察は,中央検査部の普及整備された今日でも主治医の重要な仕事であろう.尿の混濁・色調など新鮮尿の観察から得られる所見は,直ちに診断につながり,またスクリーニングに際して診断の方向をきめるのに大切である.
ここに集めたのは,外観からは赤色を示すが,それぞれ赤色の程度・色調が少しずつ異なり,内容も診断上からは別個の疾患である.色調のみから診断することはできないが,いろいろな場合のあることを示したものである.
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