information
World Health Summit Regional Meeting Asia, Kyoto 2015のお知らせ
pp.2263
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200163
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
基調テーマ●Resilience(折れない力)を医療に ─ 医学アカデミアの社会的責任
World Health Summit(WHS)は,医学の名門ドイツのシャリテ大学が,創立300周年を記念し,日本を含む主要先進国に呼びかけ,2009 年に開始された国際会合で,以降,毎年10月にベルリンで開催されています.呼びかけに応じた世界の主要8医科大学がM8 Alliance(M8)を組織し,このM8が中心となってWHSを運営しています(現在17機関が加盟).また,2013年から毎年4月に各国でRegional Meetingを開催し,2015年は京都大学が主幹校に選定されました.
2015年京都のRegional Meetingでは,超高齢社会や自然災害に折れない医療や社会システムへの転換,それを支える次世代リーダーの育成,そしてこれらの課題解決への医学アカデミアの社会的責任,を主要トピックとして掲げています.世界最速で迎えた超高齢社会,東日本大震災・原発事故,などの困難な状況のなかで,日本がどのような創意工夫や仕組みで,国民の健康と医療を支えようとしているか,に世界は注目しています.世界の学産官,NGOなどが一同に会し,これらを共通の課題として,議論を深めることをめざしております.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.