SCOPE
米国内科学会日本支部総会・講演会2012報告
柴垣 有吾
1,2
,
柳 秀高
2,3
,
白山 武司
2,4
,
小山 弘
2,5
,
中村 文明
6
,
錦織 宏
7
,
岸本 暢将
8
,
福原 俊一
2,6
,
小林 祥泰
9,10
1聖マリアンナ医科大学腎臓高血圧内科
2ACP日本支部Scientific Program Committee
3東海大学総合内科
4京都府立医科大学循環器内科
5京都医療センター総合内科
6京都大学大学院医学研究科医療疫学
7京都大学医学研究科医学教育推進センター
8聖路加国際病院アレルギー膠原病科
9島根大学
10ACP日本支部
pp.2194-2197
発行日 2012年12月10日
Published Date 2012/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106583
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
米国内科学会(American College of Physicians:ACP)日本支部総会・講演会2012が4月14日,小林祥泰支部長(島根大学)のもと,京都大学百周年時計台記念館(京都市)にて開催された.ACP日本支部は日米間交流を促進し,国際的な視野を広げ,実践的な生涯教育を行うことを目的に,アメリカ大陸以外では初めて設立された.支部発足当時,約300名であった会員数が現在では1,000名を超え3倍以上になり,医学生や研修医など若手会員が20%を占めるまでになった.これはほかのACP支部では考えられない驚異的な増加率ということで米国のACP本部から賞賛されている.
これまでは日本内科学会年次総会と同じ会場で同時開催していたが,2012年より独立しての開催となった.これは日本内科学会講演会出席のついでに当総会・講演会に参加してもらえなくなることを意味し,ACP日本支部としては大きなチャレンジであった.しかし,この危機をより良い総会・講演会にする原動力に変えようと小林祥泰支部長・Scientific Program Committee(SPC,委員長 福原俊一)のリーダーシップのもと,大きな改革を行った.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.