今月の主題 内科診療に役立つメンズヘルス
メンズヘルスの視点で診る生活習慣病
うつ病の診かた―自記式うつ病心理検査と食事療法を中心に
野口 律奈
1
,
香川 靖雄
1
,
渡部 芳徳
2
1(医)慈泉会ひもろぎ心のクリニック
2女子栄養大学医化学研究室
pp.1901-1905
発行日 2011年11月10日
Published Date 2011/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105632
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ポイント
★簡便にうつ病を診断するツールとして自己記入式うつ病心理検査(H-SDS)がある.
★内科医がうつ病を治療する方法として,食事を含めた規則正しい生活習慣の指導→薬物療法(タンドスピロン®)→薬物療法(SSRI単体)→精神科医へ紹介という流れが望ましい.
★男性うつ病患者に限り,血清葉酸濃度,葉酸・VB2・VB6摂取量が精神症状と逆相関する調査結果がある.
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