今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた
身体所見と検査で電解質を診る
心電図所見から電解質異常を診断する
大塚 崇之
1
,
山下 武志
1
1心臓血管研究所付属病院循環器科
pp.969-971
発行日 2010年6月10日
Published Date 2010/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104477
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ポイント
★低カリウム(K)血症ではT波は低く,U波は高くなり,見かけ上のQT時間が延長する.
★高K血症ではT波が尖鋭化し高くなり,高度になるとQRS幅の延長などが出現する.
★血清K値の異常時は不整脈の発生に注意が必要である.
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