今月の主題 循環器薬の使い方 2009
病態に応じた薬物治療の基本
心室期外収縮・心室頻拍・心室細動の経口薬による予防
野上 昭彦
1
1横浜労災病院循環器内科
pp.126-128
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103750
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ポイント
●VPCを治療すべきかどうか判断する際には,器質的心疾患の有無と治療の目的が重要である.
●抗不整脈薬を使用する際には,催不整脈作用の可能性を常に念頭に置く.
●VT/VF患者の予後およびQOLを改善するためには,抗不整脈薬治療と非薬物治療を組み合わせた戦略を立てる.
●不整脈の状況は,疾患としての経過や全身状態で変化するため,1つの治療法に固執せず,柔軟に対処する.
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