今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる
鼎談
エンピリック治療vs.グラム染色に基づいた治療
八重樫 牧人
1
,
川島 篤志
2
,
竹下 望
3,4
1亀田総合病院総合診療・感染症科
2市立堺病院総合内科
3国立国際医療センター戸山病院国際疾病センター
4渡航者健康管理室
pp.1882-1890
発行日 2008年10月10日
Published Date 2008/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103567
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肺炎の適切な治療を行うためには,その起因菌の特定がきわめて重要となる.
近年,起因菌推定のためのすぐれたツールとして,グラム染色の重要性が強調されるようになってきたが,実際の肺炎診療の現場では,十分に活用されるようになったとは言いがたい.
そこで本号では,「エンピリック治療vs.グラム染色に基づいた治療」をテーマに,内科臨床の第一線を担う医師による鼎談を企画.「エンピリック治療」,「グラム染色」をキーワードに,日本における肺炎診療の問題点と,その解決法をお話いただいた.
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