今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
内科診療におけるmultiple problems
【利害相反する治療のジレンマ】
糖尿病患者へのステロイド治療の適応―糖尿病専門医の立場から/リウマチ専門医の立場から
津村 和大
1
,
岡田 正人
2
1川崎市立川崎病院糖尿病内分泌内科
2聖路加国際病院アレルギー膠原病科
pp.1653-1657
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103518
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
設定シナリオ
80歳女性.経口薬で糖尿病の治療中,リウマチ性多発性筋痛症と診断された.過去6カ月の慢性疼痛のためQOLは低下し,軽度のうつ状態になっていた.今後,リウマチ性多発性筋痛症に対しては,年単位のステロイド服用が標準治療と考えられる.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.