今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
脳卒中の治療戦略
脳梗塞の治療
血栓溶解療法と血管内治療
江面 正幸
1
,
松本 康史
1
,
高橋 明
2
1広南病院血管内脳神経外科
2東北大学大学院神経病態制御学分野
pp.1167-1169
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102125
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ポイント
・NINDS studyは,発症3時間以内の脳梗塞に対して,アルテプラーゼを0.9mg/kg静注するもので,初めてt-PAが有効と判定された.
・局所線溶療法は,現在のところ,大規模臨床試験では有効は証明されていない.
・本邦でも,いくつかの静注法や局所線溶療法の臨床治験や臨床研究が進行中である.
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