今月の主題 一般医も診る血液疾患
血液異常へのアプローチ
血液検査と感度・特異度
新保 卓郎
1
1京都大学医学部附属病院総合診療科
pp.808-810
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102046
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
・感度・特異度・尤度比を知ることで,具体的に検査特性を把握し結果を解釈できる.
・感度の高い検査は除外に有用であり,特異度の高い検査は確定に有用である.
・複数の所見の意義をまとめる方法として,clinical prediction ruleが発展してきた.
・検査をする決断には,検査特性のほかにいくつか考慮すべき要因がある.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.