今月の主題 一般医も診る血液疾患
血液疾患を見逃さないために―診断のきっかけ
血液像から何がわかるか?―末梢血血小板血液像の読み方
川合 陽子
1
1慶應義塾大学医学部・中央臨床検査部
pp.777-779
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102037
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ポイント
・血小板形態の観察は,従来見過ごされる傾向にあったが,先天性血小板機能異常症や骨髄異形成症候群の診断に不可欠である.
・特に巨大血小板・奇形血小板・灰色血小板・小血小板などの比率が高いときは,血小板機能検査や骨髄穿刺などの精査を進める補助診断として有用である.
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