連載
目でみるトレーニング
香川 礼香
1
,
杉山 裕章
2
,
佐原 真
2
,
八尾 厚史
2
,
永井 良三
2
,
橋本 尚子
3
1さぬき市民病院健診科
2東京大学医学部附属病院循環器内科
3岡山中央病院内科
pp.1415-1423
発行日 2004年8月10日
Published Date 2004/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101063
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問題 379
症 例:75歳,女性.
主 訴:嘔吐.
既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:入院1カ月前に心窩部痛があり胆石症と診断されたが,自然軽快したため放置していた.入院2日前の夕方と入院前日の早朝に右季肋部痛があり,その後腹痛は消失したが,悪心,嘔吐が出現するようになり,嘔吐後楽になるといった症状を繰り返すため,当院受診し入院した.
入院時現症:身長151.5cm,体重47kg,発熱なく,腹部軽度膨満していたが圧痛ははっきりせず,腸雑音の亢進はなかった.
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