今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
異常症候・尿検査異常をみたら―検査の進め方と診断
尿潜血陽性といわれたら
堀越 哲
1
1順天堂大学医学部腎臓内科
pp.398-400
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
・尿潜血検査には偽陽性と偽陰性がある.
・尿沈渣の判定には,まず採取された尿が診断に足るものか否かを判断することが大切である.
・尿検査は一度だけで判断せず,繰り返し行うことが大切である.
・同時に測定した尿蛋白や尿沈渣所見により糸球体疾患か非糸球体疾患かの推測が可能である.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.