今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
新しい肥満症治療の考え方
肥満症治療ガイドラインの作成に向けて
加隈 哲也
1
,
坂田 利家
2
1大分大学医学部生体分子構造機能制御講座・第一内科
2中村学園大学大学院栄養科学部研究科
pp.266-267
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100026
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ポイント
肥満症治療ガイドラインのコンセプト
肥満に起因する疾病,さらには重複発症する疾患群を対象に,その病態の改善,解消,防止を目的にした減量治療法を解説する.
基本になる治療技法,つまり食事療法,運動療法,薬物療法,行動療法,外科療法などについて,それぞれの方法,成果,適応などの統一見解を示す.
肥満に起因する疾患群の大半が内臓脂肪の蓄積によって発症・重症化することを重視し,その治療的対応への見解を示す.
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