活動レポート
保健所(健康福祉センター)における企画調整機能強化の促進条件に関する検討
小中 綾子
1,2
,
岡田 尚久
3,4
1島根医科大学医学部看護学科
2元出雲健康福祉センター企画情報課
3出雲保健所
4出雲健康福祉センター
pp.940-945
発行日 2002年12月15日
Published Date 2002/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902879
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はじめに
平成6年,保健所法の抜本的な改正があり,地域保健法が制定された.その中で保健所は,地域保健医療に対する総合的な企画機能を有する中核機関として位置付けられ,地域住民のニーズに合致した施策を展開できるようにすることが望ましく,その役割を果たすために人材の確保等を含めた企画および調整機能の強化が必要であると謳われている1〜3).
そこで,島根県では平成6年度から,それぞれ分散されていた機能を一体的に推進するため,保健所と福祉事務所を一体化した健康福祉センターを設置した.この健康福祉センターには,基本指針に盛り込まれた企画調整機能の強化を狙った企画情報課を創設した.
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