特集 現代の保健婦—その課題と展望
保健所新体制における企画調整機能の現状と課題
中山 節子
1
1大阪府富田林府民健康プラザ(大阪府富田林保健所)
pp.778-780
発行日 2000年11月15日
Published Date 2000/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902393
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
大阪府では,15府民健康プラザ(保健所)に企画調整課が新たに設置された.府保健所が広域的,専門的な地域保健の中核的拠点としてその機能を十分に発揮するためには,地域保健活動全般に関する企画調整機能の充実が必要であり,企画調整課は,その重責を担うセクションである.筆者は府下15人の企画調整課長のうち,2人置かれた保健婦職の1人として,総務担当と企画調整・健康づくり担当を統括する新任課長として,4カ月が過ぎた.これまで,委員監査,保健所事務事業評価,保健医療協議会,プラザ保健計画の策定,事業としては脳卒中地域ケア推進事業,失語症リハ事業などを推進してきたが,現在までの実践を踏まえ,企画調整機能の現状と課題について述べる.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.