特集 公衆衛生の現地訓練
医学生の公衆衛生実習を考える—保健所実習
赤松 隆
1
1杏林大学医学部公衆衛生学教室
pp.544-547
発行日 1998年8月15日
Published Date 1998/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901930
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第二次大戦後,米国医学の導入とともに医師国家試験の条件として卒業後1年間のインターン(実地修練)があったが,この制度は医学部の教養課程,専門課程の融合とともに改変され,現在では6年聞の医学教育のなかで臨床部門の外来・病棟実習の形に変わっている.保健所実習は以前ではインターン期間中に数週間が当てられていたが,現在では卒前の必須科目に含まれていない.ここでは医学部の専門課程での保健所実習の必要性に関して多少の検討を加えた.
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