対談
市町村保健福祉活動における機能訓練事業・デイケア・デイサービスを検討する・2
浜村 明徳
1
,
山本 和儀
2
1国立療養所長崎病院
2大東市保健医療福祉センター
pp.921-927
発行日 1997年12月15日
Published Date 1997/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901806
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機能訓練事業は自立とQOLを支援するもの
浜村 前回で話し合ったような状況のもとで開始された機能訓練事業ですが,その後,5年,10年と経過するなかで,リハビリテーション専門職の理学療法士,作業療法士が格段に増加してきました.そして例えば,脳卒中で入院してもリハビリテーションを受けずに退院するという患者はごくわずかになりました.他方,障害を伴う疾病ではないけれど,高齢者が入院し臥床が中心の治療が行われた結果として,退院後に運動障害が残るという場合が増えております.
このような医療における変化がありますが,機能訓練事業の位置づけは全国的に見て,何か変化がございますか.
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