公衆衛生人国記
兵庫県—公衆衛生発展の契機
橋本 周三
1,2
Shuzo HASHIMOTO
1,2
1(財)尼崎医療センター
2元尼崎市環境保健局
pp.485-487
発行日 1990年7月15日
Published Date 1990/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900135
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兵庫県3代の知事
兵庫県における公衆衛生の発展には,戦後3代の知事の発想に負うことも多いが,これを支え推進させたのは,多くの優れた医師や行政官の努力でもあった.これら,公衆衛生活動の具体例について,筆者がまじかに仕えた知事の思い出を回顧しながら人国記を綴る.
昭和29年12月,尼崎市長から県知事になり今は故人となられた阪本勝知事は,人文知事として有名であるが,公衆衛生の事業は,知事時代より尼崎市長時代のほうが意欲的で,ユニークさに富んでいる.
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