特集 その政策にエビデンスはあるんか!?—根拠に基づく健康政策(EBHP)を進めるために
—高齢者等に関わるEBHP・1—高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施
山田 卓也
1
,
石塚 亮平
2
1帝京大学大学院公衆衛生学研究科
2帝京大学大学院博士後期課程
キーワード:
高齢者
,
保健事業
,
介護予防
,
フレイル
,
エビデンス
Keyword:
高齢者
,
保健事業
,
介護予防
,
フレイル
,
エビデンス
pp.1002-1008
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210393
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ポイント
◆高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業は開始から3年が経過し、体制づくりは進んだが、具体的な取り組みには課題を残す。
◆具体的な取り組みであるポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチともに科学的エビデンスは十分ではなく、事業の実施とともにより客観的評価が求められる。
◆アウトプットとアウトカムをモニタリングしながら、事業の新規実施や改善に取り組み、持続可能な保健事業・介護予防の一体的実施モデルが確立することを期待する。
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