特集 小児のCOVID-19とその対策
SARS-CoV-2の変異とウイルスゲノムサーベイランス
影山 努
1
1国立感染症研究所 感染症危機管理研究センター
キーワード:
SARS-CoV-2
,
変異ウイルス
,
ウイルスゲノムサーベイランス
,
オミクロン
,
変異の頻度
Keyword:
SARS-CoV-2
,
変異ウイルス
,
ウイルスゲノムサーベイランス
,
オミクロン
,
変異の頻度
pp.508-515
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210062
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ポイント
◆リアルタイムに変異ウイルスの発生動向を監視するウイルスゲノムサーベイランス体制「COG-JP」が構築された。
◆オミクロン出現後は約31カ所/年(その前は約23カ所/年)の頻度でゲノム変異があり、それ以前よりも変異の頻度は高い。
◆変異ウイルスの出現は感染症対策の大きな懸念事項となるため、継続的に変異ウイルスの出現を監視する必要がある。
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