投稿・活動レポート
令和2年7月豪雨災害対応の保健所による振り返り—その2:福祉系支援団体の受援
劔 陽子
1,2
,
椎葉 加奈
3
1熊本県県北広域本部保健環境福祉部
2菊池保健所
3熊本県人吉保健所(総務福祉課)
pp.861-865
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209756
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人吉保健所と球磨福祉事務所は熊本県球磨地域振興局保健福祉環境部として,平時より一体化して活動している.令和2年7月豪雨災害(2020年7月4日発災)の被災地域である人吉保健所/球磨福祉事務所の管内人口は87,568人(熊本県推計人口調査2016〔平成28〕年10月1日時点),65歳以上人口は35.9%である1).高齢化が著しい地域であり,当然,今回の災害時には多くの高齢者も避難して福祉的ニーズも大きかった.熊本県人吉保健所/球磨福祉事務所では今回の災害対応において多くの支援団体を受け入れたが,その中で福祉系支援団体の活動について,振り返ってみる.
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