特集 COVID-19が流行しない社会を目指す—社会医学・環境衛生学の視点から
COVID-19に強い都市構造への課題—都市・交通計画の立場から
谷口 守
1
,
武田 陸
2
1筑波大学システム情報系社会工学域
2筑波大学大学院理工情報生命学術院システム情報工学研究群 社会工学学位プログラム
キーワード:
都市構造
,
コンパクトシティ
,
公共交通
Keyword:
都市構造
,
コンパクトシティ
,
公共交通
pp.369-373
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209637
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【ポイント】
◆コロナ禍を機会に,100年の時間を経て,公衆衛生分野と都市計画分野が再び相まみえることは感慨深い.
◆都市におけるマクロな密度(コンパクト性)と,接触を伴うミクロな密が混同されているところに大きな問題がある.
◆この機会にサイバースペースとの関係を配慮しながら,「人中心のモビリティ・ネットワーク」を構築することが期待される.
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