特集 次代の公衆衛生を展望する
公衆衛生における大学と学会の役割—教育に注目して
小林 廉毅
1
1東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学・健康医療政策学
キーワード:
大学における公衆衛生教育
,
公衆衛生大学院
,
生涯教育
Keyword:
大学における公衆衛生教育
,
公衆衛生大学院
,
生涯教育
pp.363-367
発行日 2020年6月15日
Published Date 2020/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209402
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【ポイント】
◆大学における公衆衛生教育は総じて時間不足であるため,近年の複雑化する健康問題に対応するには十分でない.
◆公衆衛生教育のグローバルスタンダードに対応し,社会人に門戸を開いた公衆衛生大学院の拡充が求められる.
◆公衆衛生専門家には,現任教育やOJT,リカレント教育,学会などによる生涯教育,さまざまな媒体による情報収集など,自分に適した方法を見つけて自己研鑽を行うことが求められる.
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