連載 ヘルスコミュニケーションと健康な社会づくりを考える Dr.エビーナの激レア欧州体験より・5
—外国人患者家族としてのスコットランド体験と学び・その2—手術の場におけるヘルスコミュニケーション
蝦名 玲子
1
1株式会社グローバルヘルスコミュニケーションズ
pp.64-67
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209059
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前回は,2017年に私の母がスコットランドの首都,エディンバラで転倒し,大腿骨を骨折した際の医療体験を報告しました.具体的には①救急車を呼ぶも2時間待っても来なかった.結局,タクシーでエディンバラ王立病院の救命救急センター(以下,センター)に連れて行ったが,センターは混雑を極めており,入院できたのは,病院到着から実に7時間後(骨折からは,なんと10時間後)という衝撃の救急医療体験,②外国人患者への対応体制についての内容でした.
今回は,その後の手術内容の説明をはじめ,手術にまつわるヘルスコミュニケーションについてリポートします.
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