活動レポート
大阪府保健所における発達障害児への早期指導,援助活動とその評価
笹井 康典
1
,
小林 美智子
2
,
岡澤 昭子
3
,
中山 厚子
4
,
岡本 伸彦
5
Yasunori SASAI
1
,
Michiko KOBAYASHI
2
,
Akiko OKAZAWA
3
,
Atsuko NAKAYAMA
4
,
Nobuhiko OKAMOTO
5
1大阪府環境保健部保健予防課
2大阪府立母子保健総合医療センター企画調査部
3大阪府藤井寺保健所
4大阪府富田林保健所
5大阪府岸和田保健所
pp.696-700
発行日 1989年10月15日
Published Date 1989/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208039
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●はじめに
大阪府では,昭和40年代から保健所を中心として発達障害の早期発見,早期治療・療育を目標とした乳幼児健診体制を整備するとともに,発達障害児やその家族に対する援助活動を推進してきた.そして,保健所の発達障害児への保健指導や援助活動の推進状況を評価し,今後の母子保健施策推進の基礎資料を得ることを目的として,過去4回の実態調査を実施してきた.
本稿では,それらの調査結果をもとに,発達障害児への保健指導,援助活動の推進状況と内容の変化,そして今後の母子保健活動で求められている課題について検討した.
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