講座 臨床から公衆衛生へ
突発性発疹(exanthema subitum)
浦田 久
pp.161
発行日 1981年2月15日
Published Date 1981/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206258
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突発性発疹は日常診療でしばしばみられる,乳幼児に特有な急性発疹性感染症である.
本症が独立疾患として一般に受け入れられるようになったのは比較的近年のことで,Zahorskyが1910年にアメリカではじめてroseola infantumとして記載し,のちVeederとHempelmannが1921年にexanthema subitumという名称を用いた.
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