日本列島
健康管理情報システムの開発—三重・岐阜
井口 恒男
1
1岐阜県衛生部地域保健課
pp.445
発行日 1980年6月15日
Published Date 1980/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206107
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昭和49年に発足した(財)医療情報システム開発センター(MEDIS)では,救急医療情報システム,共同利用型病院情報システム,へき地医療情報システムなどの開発につづき,54年度からは新たに健康管理情報システムを開発するべく,モデル県を指定して現状調査を進めている.
東海地方では,三重県で都市型健康管理情報の,岐阜県で農村型健康管理情報のそれぞれシステム開発に取り組むべく調査を進めている.三重県では伊賀地域など都市を含めた広域地域を対象として,乳幼児,学童から勤労者,老人に至る各種検診などの情報の実態調査に入っている.また,岐阜県では農村地域の「保健所管内の3カ町村において,成人を中心として,住民検診,循環器検診などの検診システムや情報の流れなどについて現状調査に取り組んでいる.
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