特集 世界と日本の公衆衛生
座談会
国際医療協力をめぐって
青木 正和
1
,
永野 貞
2
,
辻 義人
3
,
加納 六郎
4
,
橋本 正己
5
1結核予防会結核研究所臨床疫学科
2国際看護交流協会
3福島医大学
4東京医科歯科大学医動物
5国立公衆衛生院衛生行政学部
pp.11-21
発行日 1978年1月15日
Published Date 1978/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205541
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■はじめに
橋本(司会) ご承知のとおり,交通,情報の手段の発展によって世界は小さくなり,また,最近の資源,エネルギー,環境汚染などの問題を通じて,世界は1つ,という意識が非常に強まっています.
この中で,世界の日本を見る眼といいますか,世界の日本に対する期待が,最近,急速に変わってきているんじゃないか.公衆衛生や医療の面においても,私はいろんな国際的な会議やプロジェクト等に関係して,このことを切実に感じています.
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