日本列島
道立小児総合保健センターの開設—北海道小樽市銭函町
吉田 憲明
1
1北海道岩内保健所
pp.678
発行日 1977年10月15日
Published Date 1977/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205476
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北海道における小児疾患の専門総合病院として,道立小児総合保健センターが6月1日にオープンされ,20日から診療開始となったことは,道民にとって大変うれしいニュースである.
本施設は,小樽市銭函に昭和48年10月から建設に着手,敷地面積55,518m2,建物延面積9,012m2,病床数140床(当面70床で運用),総工費約40億円,3年有余の年月をかけて完成した.この病院の特色は,医療機関,保健所などからの紹介予約制度を採り,入院期間3ヵ月後に治療方針を決定して医療機関に戻す方式にあり,将来は研究,診断,治療,リハビリの一環した体制を目指している.
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