資料
保健所の建設構想について
吉田 憲明
1,3
,
斉藤 友伸
2
1前札幌市東保健所
2札幌市東保健所
3現岩内保健所
pp.585-589
発行日 1976年8月15日
Published Date 1976/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205256
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はじめに
現在,保健所は,生活圏の拡大への対応,保健所の機能に対する住民の新しい要求などにより,種々の面で変化しようとしており,保健所の建設についても,新しく考え直さねばならない段階にきている.
特に,本市は,発展途上にあり,当保健所管内人口もすでに19万人を突破し,20万人に達しようとしている.このようなことから,業務量増と職員増等が原因で,すでに庁舎の狭隘に悩んでいることは,当保健所ばかりでもなかろうと考える.また,当保健所は建築以来17年を経過し,建物・設備ともに老巧化しており,市民を巻き添えにした事故発生の危険性すら感じている.このような真に迫った立場から,将来を展望し,今後の保健所の建設構想について考えてみた.
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