特集 地域医療計画と公衆衛生
発言あり
医療情報システム
わ
,
か
,
れ
,
た
,
よ
,
斎藤 雍郎
1
,
佐久間 充
2
,
杉浦 静子
3
,
山下 章
4
,
和田 攻
5
1岩見沢保健所
2東京大学保健社会学
3三重県立公衆衛生学院
4東京医科大学衛生学
5東京大学衛生学
pp.1-3
発行日 1976年1月15日
Published Date 1976/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205122
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彌縫策としてのシステム化反対
本稿における「医療」とは,日本医師会のいう包括医療,あるいはAmerican Public Health Associationの定義によるmedical careではなく,日常誰でもが使っているような診断とか治療・処置を意味することとして考える.
出題者の意図がわからないが,恐らくは,多相ふるい分け集団検診(MpSE)とか,MHSといわれるシステム工学的な考え方により,多くの被検者を処理し,検診データの共同管理による広域医療,無医地区医療を考えているのではなかろうか.もしそうであるとするなら,保安処分問題は一応除外するとしても反対である.
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