モニターレポート
岐阜県公衆衛生研修会盛大に開かる
pp.238
発行日 1968年4月15日
Published Date 1968/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203664
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第12回岐阜県公衆衛生研修会は2月24日,第1会場―生長の家養心会館,第2会場―岐阜県校長会館で開かれた。
第1会場では19の一般演題がだされたが,そのうち母子保健に関するものが11題で最も多く,結核4題,伝染病2題,その他2題となっている。母子保健では3歳児や未熟児の精神発達,妊婦の保健指導のありかたなど身体面よりしだいに精神面に重点がむけられてきた感がある。また郡上保健所から発表された"新生児,未熟児訪問制度の問題点"では,訪問カードの記載不備,活用が乏しい,問題ケースの訪問回数が少ないなど,幾多の問題を含んでおり,単に予算のための訪問に終ることなく,厚生省でもこの事業に対して再認識してほしいとの訴えがあった。
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