モニターレポート
第7回精神衛生岐阜県大会,盛大に行なわる
M. K
pp.117
発行日 1969年2月15日
Published Date 1969/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203826
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岐阜県精神衛生協会が発足して以来8年,その間いろいろの事業をなしてきたが,今回の第7回精神衛生岐阜県大会では,新たな機構で,午後からの分科会が開かれることになった.菊の香かおる10月31日午前10時から,岐阜県医師会館で開催された.会場には約300名ほどの会員が参集し,立すいの余地もないほどの満員ぶりであった.
会長のあいさつでは,現代の子供が怪獣のマンガに熱中し,若者がヒッピー族にあこがれ全学連に傾倒するのも,精神の不安からくる現われであると述べられ,知事のお祝いのことばでは,いかに道路がよくなり,交通規制がなされても,人間の精神衛生に欠陥があれば,交通事故は減少しない.現代の医学は人格医学にあると強調された.
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