Japanese
English
文献
デパートの至適気候条件/福祉における保健の問題—責任の連帯か分割か
The optimal climate in department stores
芦沢
pp.192,208
発行日 1963年4月15日
Published Date 1963/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202650
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
オランダの某大デパート資本の国内6店を対象とし,それぞれの売り場の定位置(高さ2m)に自記温湿度記録計をおき,1年間の温湿度を観察した。なお2年以上勤務の店員を1店につぎ10〜15人をえらび,温熱感覚について個別標準化面接を行なった。
同国の南端および北端に位置するデパートの店員からは,それぞれより高温上例およびより低温例にかたよった感覚温度を至適と感ずるという回答を得たが,その他の4店の回答は,いずれもおよそ類似の成績を得た。一般に1日の最低室温は開店時(午前8時半)に,最高室温上は閉店時(午後6時,時により午後9時)にみられ,1店だけの観察であるが,在店顧客数とほぼ平行関係にあった。
Copyright © 1963, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.