特集 公衆衛生と保健婦
駐在制度の問題
土橋 つる
1
1田辺保健所
pp.42-44
発行日 1957年8月15日
Published Date 1957/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201862
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
本県では本年度から保健婦の駐在制度が実施された。県の方針として,地区は農業改良普及関係の地区と同じ分轄とし,所内勤務は婦長を含めて3人,他の保健婦は全員駐在した。この方針によつて計画された結果は,厚生省で示している級別保健所の保健婦定数には限らず,管内地区数によりA級保健所でも8名,C級保健所でも12名の所もできた。田辺保健所の場合もA級であるが,保健婦総数12名,その中9名が5地区に駐在した。旅費は月額となり,技師が1,700円,保健婦が1,300円であるが,1ヵ月25日とし日額計算によつて支給される。保健婦全員が業務連絡及び研修のために保健所へ来所する回数は年間15回つまり4,5,6月は2回,それ以後は月1回である。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.