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海外文献
pp.313-314
発行日 1950年5月15日
Published Date 1950/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200649
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連邦保護司は健康,教育及福社等の諸問題を解決する(U.S.I.S.提共)
最近10名からなる日本婦人界の指導者たちが訪問した,米國連邦保護司は,米國の家族たちに健康と教育と福祉との実現を期すために,米國議会で通過した諸法律の実施をするため作られた合衆國政府の一部門である。同司の仕事を説明すべく同司の司長Orcar Ewing氏は謂はく"米合衆國の如く民主的に一丸となつて吾々の仕事をするためには,其手段の一法として吾々の政府及び市町村も郡も州も國民も一致して仕事を爲すべきである。吾々は健康を保全するためにも,教育を準備するためにも,そして基礎的の保護を確立するためにも,吾々の政府である上記の諸部門の総てを働らかすことであり,唯の一人でも亦唯一家族でも孤立しているものはないように,唯の局地的一部落でも孤立しては此仕事は出來ない"のである。
此仕事をするのに,連邦保護司は人類福祉に関係している殆んど全階層に亘つてサービスの手を差伸べている。四つの主なる機関である社会保護教育,健康,それに特別勤務の各部門を使つて,連邦保護司は米國人が唱導する生活の樣式を決定するのに,種々なる影響の大部分の改善を決定する爲めに仕事をしているのである。
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