特集 市町村合併後の保健師活動
市町村合併を経験して―問題とその対策
④クラスター方式を用いた田村市の保健師活動のこれから
石井 裕実子
1
1福島県田村市大越行政局保健福祉課
pp.525-526
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100600
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福島県田村市は阿武隈山系の南部に位置する5つの町村が合併して,平成17年3月1日に県内11番目の「市」として誕生しました.
田村市は,全国的にも稀な「クラスター方式に基づくまちづくり」を新市のまちづくりの基本的な考え方としております.
クラスター方式というのは,一極集中型のまちづくりではなく,旧町村単位の行政局を地域行政の核とした地域づくりを進め,ひとつの「市」という大きな組織を形成する組織づくりをめざすものです.
県内においては,平成16年11月を皮切りに合併が進み,新たな市,町が誕生し,90市町村が61にまで減少しています.
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