特集 研究と現場の実践から見えた! 看護小規模多機能型居宅介護の現在地とこれから向かう先
扉
pp.265
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450300040265
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看護小規模多機能型居宅介護(看多機)では、通い・泊まり・訪問看護・訪問介護の組み合わせでサービスを、臨機応変に、一体的に提供できます。そのため、退院直後の不安定な状態への介入、中重度の医療ニーズへの対応、看取りに向けたケアなど、現場からは幅広いサポートができるといった声が聞かれます。一方で国内の事業所総数は1000程度と、その手応えとは裏腹に、制度創設当初の想定ほどには増えていない現実もあります。
看多機は現在、地域においてどのような役割を果たすものになっているのでしょうか。今後、「身近な地域で利用できるサービス」となるためには何が必要なのでしょうか。本特集では、研究者による調査研究と、長らく看多機に力を注いできた実践者の声から、看多機の今を見つめ、向かう先を考えます。

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