学会印象記
—第13回日本支援工学理学療法学会学術大会—支援工学×理学療法で広がるwell-beingの可能性
菅野 里咲
1
1JR東京総合病院リハビリテーション科
pp.967
発行日 2025年8月15日
Published Date 2025/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590080967
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第13回日本支援工学理学療法学会学術大会が「Assistive Technologyと理学療法の融合と進歩」というテーマのもと,順天堂大学本郷・お茶の水キャンパスで開催されました.私は現在回復期リハビリテーション病棟にて,主に脳血管疾患や下肢切断患者の義足処方に対する理学療法を担当しています.そのなかでも日々義足のリハビリテーションに対する難しさを感じており,これからの臨床に活かせる思考過程や新たな知見を得るきっかけになればと思い,初めて本学術大会に参加しました.特別講演やシンポジウムに加えて5つのハンズオンセミナーやSpecial Interest Group(SIG)などが企画され,また理学療法士だけでなく義肢装具士や医療機器にかかわる企業も多く参加しており,対面開催ならではの活発な意見交換を行うことができたとても有意義な2日間でした.
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