学会印象記
—第8回日本循環器理学療法学会学術大会—最新の循環器理学療法の再認識
上條 友莉
1
,
三浦 直人
1
1三井記念病院リハビリテーション部
pp.484
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590040484
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「キセキ」の学術大会
第8回日本循環器理学療法学会学術大会が,仙台国際センターにて開催されました.本学術大会は現地での対面を中心とした開催であり,過去最大の演題数で参加人数も900名を超え,大変盛り上がりました.また,企画シンポジウムなどの一部プログラムのオンデマンド配信や,オンラインでの基礎講座などの視聴も可能であり,学びのツールも充実していました.
学術大会テーマは奇跡,軌跡,輝石などをかけ合わせた「循環器理学療法のキセキ」として現在までの循環器理学療法の歩みと,急性期から回復期,生活期までの理学療法や,最新の循環器理学療法までさまざまな知見を得ることができました.また,「キセキ」をテーマとした臨床経験や,実際に循環器疾患を罹患した経験の報告もなされており,循環器疾患に携わる理学療法士としてのあり方や,患者とのかかわり方を再度考えさせられた学術大会でした.
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