Japanese
English
特集 保護者が気付く乳幼児の症候—どう診断し,どう対処する?
咳が出ます
Coughing
明石 真幸
1
Masayuki Akashi
1
1さいたま市立病院小児科
キーワード:
急性鼻咽頭炎
,
感染後咳嗽
,
中枢性鎮咳薬
,
アナフィラキシー
Keyword:
急性鼻咽頭炎
,
感染後咳嗽
,
中枢性鎮咳薬
,
アナフィラキシー
pp.259-263
発行日 2026年3月20日
Published Date 2026/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910980030259
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POINT
●咳嗽は急性鼻咽頭炎(いわゆるかぜ)に伴って出現することが最も多い。多くは2週間以内に自然消失するが,感染後咳嗽として数週間持続することがある。
●問診・診察・検査データを用いて診断する。咳嗽で受診した患者のほとんどは緊急性の高くない疾患であるが,アナフィラキシーや喉頭蓋炎,気道異物など致死的な疾患も存在する。
●咳嗽に対する薬物療法には非特異的な治療と疾患特異的な治療がある。咳の原因となる疾患を診断したうえで治療を行う。咳嗽は生命を維持するための生理的自己防御反応であるため,やみくもに中枢性鎮咳薬を用いて無理に止めることは避けるべきであり,本人や家族の精神的苦痛・身体的苦痛を考慮しながら使用する。

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