書評
臨床研究の教科書 第3版—研究デザインとデータ処理のポイント
三原 弘
1,2,3
1札幌医科大学総合診療医学
2札幌医科大学医療人育成センター教育開発研究部門
3札幌医科大学統合IRセンター
pp.1403
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.055704330600121403
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臨床研究を始めたい——しかし大学院に進む時間もなく,研究資金や人員も限られ,働き方改革の中で残業もままならない.そんな現場医師の切実な声に応えるのが,川村孝氏の『臨床研究の教科書 第3版』である.
著者はNEJM,Lancet,JAMAなどトップジャーナルへの掲載実績を誇り,研究デザインからデータ解析,論文執筆までを体系的に解説する.本書は初版以来,「自分たちで答えを生み出す」現場主導型研究のバイブルとして読み継がれてきた.

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