Japanese
English
増大号特集 あなたの整形外科診療が変わる 差がつく画像診断技術—単純X線からAIまで
2章 各論
全身疾患の窓としての足・足関節疾患
Foot and Ankle Disorders as a Window to Systemic Diseases
小俣 真悟
1
,
加藤 博基
1
,
松尾 政之
1
Shingo OMATA
1
,
Hiroki KATO
1
,
Masayuki MATSUO
1
1岐阜大学医学部放射線科
1Department of Radiology, Gifu University School of Medicine
pp.548-553
発行日 2025年5月25日
Published Date 2025/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.055704330600050548
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point!
●足・足関節病変は全身疾患の初期徴候となることがあり，非典型的な所見および経過や治療抵抗性の場合は背景にある全身疾患の存在を疑う必要がある．
●早期診断・治療介入は患者の予後を左右する重要因子であり，関節リウマチや脳腱黄色腫症，結核性足関節症では診断・治療時期が治療効果に直結する．
●疾患特異的な画像所見の知識と臨床症状を統合的に解釈することが，的確な診断の鍵となる．
Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
