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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2025—症例から学ぶ診断のポイント
咽頭・食道 13 Cases
Case 10
Case 10
園田 隆賀
1,2
,
吉永 繁高
1,3
,
山村 彰彦
4,5
Takayoshi Sonoda
1,2
1東京都立がん検診センター消化器内科
2がん研究会有明病院健診センター
3東京都立多摩総合医療センター消化器内科
4東京都立がん検診センター検査科
5東京都立多摩総合医療センター病理診断科
キーワード:
食道上皮下病変
,
EUS
,
食道X線造影
,
食道悪性リンパ腫
,
食道MALTリンパ腫
Keyword:
食道上皮下病変
,
EUS
,
食道X線造影
,
食道悪性リンパ腫
,
食道MALTリンパ腫
pp.1250-1254
発行日 2025年10月25日
Published Date 2025/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.053621800600101250
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臨床情報
70歳代,男性.主訴:特になし.既往歴:特になし.萎縮性胃炎〔H. pylori(Helicobacter pylori)除菌不成功〕に対して定期検査目的に受診した.上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)にて食道に異常を指摘された.精査目的に施行した食道X線造影像(Fig.1),精査時のEGD像(Fig.2〜4)および超音波内視鏡(endoscopic ultrasonography ; EUS)像(Fig.5)を示す.同病変は精査時の10年前より存在しており(指摘なし),6年前にもEGDを施行していた(Fig.6).

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