今月の臨床 —実臨床でのポイントがわかる—婦人科がん主要レジメンハンドブック
プラチナ・タキサン併用レジメン
堀 謙輔
1
1関西ろうさい病院産婦人科
キーワード:
TC療法
,
プラチナ・タキサン併用療法
,
婦人科がん化学療法
Keyword:
TC療法
,
プラチナ・タキサン併用療法
,
婦人科がん化学療法
pp.256-263
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800030256
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POINT
●プラチナ・タキサン併用レジメンは,卵巣がん・子宮体がん・子宮頸がんの進行期・再発例に対して,長年,広く使用されている.
●卵巣がんでは,一次治療にベバシズマブ併用が標準(詳細は別項).再発例や一部の一次治療例でTC療法(カルボプラチン+パクリタキセル)が用いられる.dose-dense TC療法は日本人対象のJGOG3016試験で予後改善効果が示された.
●子宮体がんでは,免疫チェックポイント阻害薬やPARP阻害薬併用の二次治療が承認され,TC療法を温存し一次治療にAP療法(ドキソルビシン+シスプラチン)を選択する動きもある.
●子宮頸がんに対するTP療法(シスプラチン+パクリタキセル)とTC療法に有意差はなく,腎機能や既治療歴(主にシスプラチン投与歴)などの患者背景に応じて使い分けられる.

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