特集 肝門部領域胆管癌のすべて—術前管理から術後長期管理まで
●切除不能肝門部領域胆管癌の治療
化学療法
井岡 達也
1
Tatsuya IOKA
1
1山口大学消化器・腫瘍外科学
キーワード:
胆道癌
,
GCS療法
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
遺伝子パネル検査
Keyword:
胆道癌
,
GCS療法
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
遺伝子パネル検査
pp.331-335
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570810020331
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POINT
●切除不能肝門部胆管癌に対する一次治療として,エビデンスに基づく胆道癌診療ガイドライン(改訂第4版)にて,GCS療法(ゲムシタビン+シスプラチン+S-1),GCD療法(GC+デュルバルマブ),GCP療法(GC+ペムブロリズマブ)の3剤併用療法が標準治療として推奨されるようになった.
●特にGCS療法はMITSUBA試験にてGC療法に対する優越性が示され,アジアにおける有用性が高い.さらに,免疫チェックポイント阻害薬併用療法も生存期間の延長を示し,新たな標準治療として確立された.
●今後は分子標的薬の開発が進み,遺伝子異常に応じた個別化医療の重要性が高まっている.

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