都城市郡医師会病院外科

　当院のある都城市は宮崎県の南西端，霧島連山の麓に位置する盆地にあり，宮崎市と鹿児島市の中間点にあたる自治体です．人口約16万5千人を抱え，農業，畜産業などが盛んです．ふるさと納税受入額は令和4年度，令和5年度と2年連続で日本一となり，焼酎や肉類などの特産品が人気となっています．

　当院は，宮崎県の南西部と鹿児島県曽於市，志布志市の一部を含む約25万人の医療圏の中心的役割を果たしている病院で，昭和60年に設立，平成27年4月に高速道路都城インターチェンジ近くに病院移転しました．高速道路へのアクセスの良さとともに，屋上にはヘリポートを備えており，救急患者の受け入れや宮崎市などの3次医療機関へ患者搬送に威力を発揮しています．今年40周年を迎え，さらに高度急性期病床の充足を目的に増築棟が完成し，心臓・脳血管・透析センターとしての運用も開始されました．病院病床数は224床，ICUが8床，HCUが20床，感染症病床が4床，残りが一般急性期病床として運用されています．