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特集 領域横断! 見てわかる膵周囲リンパ節郭清
横行結腸癌手術
ロボット支援下横行結腸癌手術の難しさと攻略のコツ—多彩な動静脈バリエーションに対応できる頭側アプローチ法
Difficulties and strategies for robot-assisted transverse colon cancer surgery
絹田 俊爾
1
,
力丸 由衣
1
,
新田 大地
1
,
木村 聡志
1
,
佐藤 弘隆
1
,
小針 大輝
1
,
小林 弘幸
1
,
本多 正樹
1
,
林 嗣博
1
,
萩尾 浩太郎
1
Shunji KINUTA
1
1竹田綜合病院外科
キーワード:
横行結腸癌
,
頭側アプローチ
,
ロボット
Keyword:
横行結腸癌
,
頭側アプローチ
,
ロボット
pp.325-332
発行日 2025年3月20日
Published Date 2025/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800030325
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【ポイント】
◆横行結腸間膜は,副右結腸静脈・中結腸静脈・中結腸動脈で頭側縁が規定されており,患者右側から順番に血管を処理して中結腸動脈を頂点とする三角形に間膜化することが重要である.
◆頭側アプローチに難しい展開は必要なく,小腸も視野に現れないため,体型によらず再現性が高いコンセプトである.
◆上腸間膜静脈は血管を完全に露出する層を,上腸間膜動脈は周囲の神経線維前面の層を保って剝離を行うことで安全かつ確実に郭清を行うことができる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年3月末まで)。

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